逃げ恥まだまだ続きます!!!/海野つなみ『逃げるは恥だが役に立つ(10)』
ブログのフォントをユニバーサルデザインフォントに変更しました
ユニバーサルデザインについてこんな記事書いたりしているのに、それを実践しないのもどうかと思ったので、ブログのフォントをユニバーサルデザインフォントに変更してみた。ただし無料版はてなブログだとスマホのデザインを変更できないようなので、そちらのほうは断念。表示崩れがないかどうか一応軽くチェックはしたけど見落としがあるかもしれないので、表示崩れを見つけたら報告していただけると助かります。
続きを読む読んだ本(2019/11)
11月に読んだ本のまとめ。
続きを読むいっそ反緊縮エッセイアンソロジー出してほしい/松尾匡編『「反緊縮!」宣言』
- 作者: 松尾匡,池田香代子,井上智洋,梶谷懐,岸政彦,西郷南海子,朴勝俊,宮崎哲弥,森永卓郎,ヤニス・バルファキス,プログレッシブ・インターナショナル
- 出版社/メーカー: 亜紀書房
- 発売日: 2019/05/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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その一方で、エッセイ集としてはアリ。とくに良かったのが岸政彦「他者を殴る棒」で、ここ数年の排外主義や弱者差別が反緊縮に綺麗に接続されるという指摘は本当にすばらしい。薔薇マーク立ち上げの経緯とかもおもしろい。
だったらいっそ、エッセイ集として特化したほうが、類書との差別化もできてよかったのでは。そうなると反緊縮エッセイストの女王ブレイディみかこは当然ほしい。有名人枠としては麻木久仁子と勝間和代もいてほしいかな(客寄せパンダ気味ではあるが)。学者だと稲葉振一郎とかはほしいし、井上智洋にも(本書のようなヘリマネの話だけでなく)AIと絡めた話とかもしてほしい。政治家方面では山本太郎はもちろんだが、宇都宮健児あたりが書いてもおもしろそう。文学方面だと斎藤美奈子は絶対にいてほしいし、柴崎友香や木下古栗あたりの短編小説があったらだいぶお得な感じになるだろう。そんな本、出ないかなあ……。
続きを読むいろいろな粗を「究極のポケモン」で誤魔化したゲーム/「ポケットモンスター シールド」
- 作者:
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2019/11/15
- メディア: Video Game
まあ不満はいろいろある。ポケモンのリストラは最初はまあしょうがないかなーと思っていたけど、サンムーンのモデルの流用と聞いてだいぶ印象が変わったし、新ポケモンの一部のデザインはかなり受け入れがたい。ダイマックスのシステムはまあいいとして、キョダイマックスはストーリーでも対戦でもなかなか使えないのも、そうする意味あった?? となる。
が、さすがに究極のポケモンという感じはあり、サンムーンからのすさまじいグラフィックの進化に圧倒されてしまった。とくに街並みの雰囲気の作り込みとワイルドエリアは本当に素晴らしく、ポケモンの世界がよりリアルに感じられた。ストーリーのほどよい薄さなども含め、本編プレイ中の快適さはまさしく最高のポケモンだった(いやまあそうなってもらわないと困るんだけどさ)。
まあなんというか、いろいろと不幸なゲームかなあと。事前に新作の情報やリークをシャットアウトしていたポケモン信者ほど剣盾が許せなくなり、リストラとか波平とか化石叩いていた人ほど剣盾を楽しめるのは、この世の不条理って感じがする。
続きを読むユニバーサルデザインは障害者だけでなく健常者の利益にもなる
webアクセシビリティについてのこの記事を読んであらためて気づいたのは、障害者にとって使いやすいwebサイトは、健常者にとっても使いやすいんだなということ。色覚異常者のためのアクセシビリティ対応をすると、日差しで画面が見づらくなることが減るとか、まったく知らなかった。障害者への配慮のためにwebアクセシビリティも勉強しなきゃ、とは前々から思っていたが、それが健常者の利益にもなるというのは全然意識していなかった。
でもよくよく考えてみれば、webアクセシビリティに限らずユニバーサルデザイン一般はそういうもののはず。駅のホームに転落防止ドアを設置すれば、視覚障害者だけでなく健常者も線路に落ちる危険がなくなるし、段差のない道は車椅子の人だけでなく健常者にとっても歩きやすい。シャンプーとリンスの容器を触れば、健常者は頭洗っている最中に目を瞑ったままどっちがシャンプーかを判別できる。
ということでユニバーサルデザインだいじ、webアクセシビリティだいじ。なるべくはやく勉強しなきゃという思いが高まった。
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