2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年の10冊(2019)

2019年に読んだ、印象に残った本およびその印象のまとめ(小説とノンフィクションをそれぞれ10冊ずつ)。

信じられないくらい読みやすい/劉慈欣『三体』

三体作者:劉 慈欣出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/07/04メディア: ハードカバー(ベストセラーのくせに)意外にも、アホみたいにスケール広げたバカSF一歩手前の小説といった感じで、けっこう楽しめた。特に後半1/3ぐらいの面白さはホンモノ。ただ、…

敵を撃たなくたってFPSは楽しいです/「Portal」

store.steampowered.com 4時間くらいでサクッと楽しめる、非常に面白いパズルFPSだった。ルール自体はかなりシンプルなんだけど、そのルールをフル活用して非常に凝った謎解きを作ってくれる。スプラ2の「オクト・エキスパンション」に近いかな。SFっぽい背…

当代最高のSF作家の、オーソドックスなSF短編集/テッド・チャン『息吹』

息吹作者:テッド・チャン出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/12/04メディア: 単行本当代最高のSF作家テッド・チャンの、17年ぶりに刊行された第2短編集。オーソドックスなテーマを扱いながら、チャン流の文学的な味付けと情報の圧縮により、大変キレのあ…

異世界はスマートフォンとともに/鈴木朋子『親が知らない子どものスマホ』

親が知らない子どものスマホ作者:鈴木 朋子出版社/メーカー: 日経BP発売日: 2019/09/25メディア: 単行本おもしろーい。要は、中高生という特殊な立場、中学校・高校という特殊な社会において、親(というか大人)からすれば想像もつかないような局所的な合理…

逃げ恥まだまだ続きます!!!/海野つなみ『逃げるは恥だが役に立つ(10)』

逃げるは恥だが役に立つ(10) (Kissコミックス)作者:海野つなみ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2019/08/09メディア: Kindle版少女マンガでよくある、いろんな登場人物に焦点を当てた短編集なのかなーと思ってたら、ガッツリ「数年後の逃げ恥」が展開…

ブログのフォントをユニバーサルデザインフォントに変更しました

ユニバーサルデザインについてこんな記事書いたりしているのに、それを実践しないのもどうかと思ったので、ブログのフォントをユニバーサルデザインフォントに変更してみた。ただし無料版はてなブログだとスマホのデザインを変更できないようなので、そちら…

読んだ本(2019/11)

11月に読んだ本のまとめ。