2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧
水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと (集英社新書)作者:岸本聡子集英社Amazonフランスやイギリスなど今まで民営化が進んでいた水道が、近年再公営化されるというトレンドがあり、それについて追った本。もちろん背景にあるのは反緊縮政策で…
血を分けた子ども作者:オクテイヴィア・E・バトラー河出書房新社Amazon当たり外れが激しい印象。退屈だったり異様に読みにくい短編もちょこちょこある一方で、「血を分けた子ども」「夕方と、朝と、夜と」「恩赦」あたりの最低限の説明でクールに決める感じ…
最新版 論文の教室 レポートから卒論まで NHKブックス作者:戸田山 和久NHK出版Amazonちょっと引用などについてのルールがしっかり書いてある本を持っておきたかったので、せっかくなので戸田山和久が書いた本書を購入した。全体的には、レベルの低い層に…
ラクして おいしく、太らない! 勝間式 超ロジカル料理作者:勝間 和代アチーブメント出版Amazonやはり、勝間和代はほとんどすべての料理が完全代替材になっているタイプの人間なので、全部を真に受けるわけにはいかない。それでも、2品目のおかずを作る上で参…
経済のトリセツ作者:山形浩生亜紀書房Amazon山形浩生の経済絡みのエッセイを集めたもの。気楽に読める上に示唆に富むものも多く、とてもいいエッセイ集。ある意味集大成的でもある。本書に収録されているエッセイの多くは山形のウェブサイトでも読めるのが欠…
hb.afl.rakuten.co.jp 野沢温泉は源泉の温度がかなり高く、ちょっと熱すぎるのだけれど、千歳館ではそれをしっかり源泉かけ流ししている。まあ源泉かけ流しこそが至高という価値観もわからんでもないけれども、旅館に泊まって気楽に温泉に入りたいのに、いち…
onsen.nifty.com 野沢温泉の地域では、数多くの外湯を共同体で管理しているそうな。流石にボランティアによる管理だと施設の充実性は望めないけれども、逆にいうとこれだけの設備でも温泉として成立するという驚きはある。シャワーすらないのはつらいとか、…
フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人 (朝日新書)作者:速水健朗朝日新聞出版Amazon食を巡る価値観の対立を「フード左翼」「フード右翼」という直感的にわかりやすい造語で説明するのはすばらしいし、フード左翼の分析と批判も的確。その一方で、フー…
神のいない世界の歩き方 「科学的思考」入門 (ハヤカワ文庫NF)作者:リチャード ドーキンス早川書房Amazonまあいろいろと宗教絡みで問題が発生しているので手始めにドーキンスを。無神論と、それをサポートするための科学(主に進化論)の入門書。これぐらい…
心はどこへ消えた? (文春e-book)作者:東畑 開人文藝春秋Amazonちょっと長めの序文は本当にすばらしく、ここ20年ぐらいの平成不況が原因で心の問題よりも社会の問題のほうがずっと大きくなってきてしまったという話はとても説得力ある。でも、その後に続く本…
文庫解説ワンダーランド (岩波新書)作者:斎藤 美奈子岩波書店Amazon文庫解説に着目した滅多斬り系の本。読む前は「文庫解説ごときに注目してもどうにもならんでしょ」と思っていたが読んでみたらこれが面白い。特に著作権が切れているような古典的小説の解説…
GANTZ:G 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)作者:奥浩哉,イイヅカケイタ集英社Amazonうーん登場キャラクターの多くが女性であることが活かされているわけではないかな。大半が先輩兄ちゃんの言いなりだったし。『GANTZ』本編でも、数は少ないとはいえ女性…
いつもブログをお読みいただき、誠にありがとうございます。私生活が忙しくなりそうなため、毎月の初めに投稿していた「読んだ本」「読んだマンガ」の更新を停止します。申し訳ございません。なお、今まで「読んだ本」「読んだマンガ」で多少長めに書いてい…