面白かった本(2018/6)

6月に読んで面白かった本のまとめ。

 

 

 ピエール・バイヤール『アクロイドを殺したのはだれか』(筑摩書房、2001年)
アクロイドを殺したのはだれか

アクロイドを殺したのはだれか

 

 『アクロイド殺し』を元にしてとんでもない妄想をぶちまけた奇書。詳細はここ

 

 中山清喬、国本大悟『スッキリわかるJava入門』(インプレス、2014年)
スッキリわかるJava入門 第2版 (スッキリシリーズ)

スッキリわかるJava入門 第2版 (スッキリシリーズ)

 

 プログラミングのおべんきょうをはじめました。独学でも数ヶ月かければギリギリついていけるぐらいの親切さだったのがありがたい。

 

 早坂吝『探偵AIのリアル・ディープラーニング』(新潮文庫nex、2018年)
探偵AIのリアル・ディープラーニング(新潮文庫)

探偵AIのリアル・ディープラーニング(新潮文庫)

 

 AIと探偵を融合させた快作。ここ

 

 オキシタケヒコ筺底のエルピス(4~5)』(ガガガ文庫、2016~2017年)

 なんかいつの間にやらとんでもなく壮大な話に。すっげー。

 

ロバート・クーヴァー『女中の臀』(思潮社、1992年)
女中(メイド)の臀(おいど) (ファンタスティック小説シリーズ)

女中(メイド)の臀(おいど) (ファンタスティック小説シリーズ)

 

 『ユニバーサル野球協会』ロバート・クーヴァーが書いたポストモダンSM小説(なんじゃそりゃあ)。終わらない日常的でもありわりと面白い。

 

 立山秀利『入門者のJavaScript』(講談社ブルーバックス、2014年)
入門者のJavaScript (ブルーバックス)

入門者のJavaScript (ブルーバックス)

 

 文法的な説明がちょっと少なすぎて、何をやっているのか理解できない部分がけっこうある。とくにHTMLの属性をJavaScriptで操作する部分がけっこうきつかった。その他の文法の部分はわりと素直に飲み込めたけど、それはぼくがJavaやってたからかもしれないし……。

とはいえ、HTMLの知識もCSSの知識もなくてもそれっぽいコードを書けるようになる、というのはよいこと。あと、技術書って基本高いので、(ブルーバックスだから若干高めとはいえ)新書で勉強できるのはありがたい。