面白かった本(2019/2)

2月に読んで面白かった本のまとめ。

 

 法月綸太郎『ノックス・マシン』(角川文庫、2015年)
ノックス・マシン (角川文庫)

ノックス・マシン (角川文庫)

 

 コアなミステリーネタを題材にした、奇想天外な短編集。詳細はここ

 

ヤロスラフ・オルシャ・jr編『チェコSF短編小説集』(平凡社ライブラリー、2018年)
チェコSF短編小説集 (平凡社ライブラリー)

チェコSF短編小説集 (平凡社ライブラリー)

 

 日本ではまだまだ未発掘の、チェコSFの紹介。詳細はここ

 

こもりまさあきほか『Webサイト、これからどうなるの?』(エムディエヌコーポレーション、2017年)
Webサイト、これからどうなるの? キーワードから探るWeb制作の未来像

Webサイト、これからどうなるの? キーワードから探るWeb制作の未来像

 

 webに関する比較的新しいめのキーワードをバーっと眺めるような本。とにかく薄くてありがたい。

 

オキシタケヒコ筺底のエルピス(6)』(ガガガ文庫、2019年)

 なげーよ! でも設定大放出回で面白いです。

 

入間人間嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん(11)』(電撃文庫、2017年)

 ハッタリの効いた文章とかほんと当時のままですばらしい。まあそれ以上のものではないけど。

 

飯田一史『ウェブ小説の衝撃』(筑摩書房、2016年)
ウェブ小説の衝撃: ネット発ヒットコンテンツのしくみ (単行本)
 

 ビジネス方面の解説がかなりしっかりしていておもしろい。文化論としての側面はやや弱いくて説得力も微妙(「これがなろう勝利の理由!」がかなり歴史的経緯を掘り下げていてよかった)。