ユニバーサルデザインは障害者だけでなく健常者の利益にもなる
webアクセシビリティについてのこの記事を読んであらためて気づいたのは、障害者にとって使いやすいwebサイトは、健常者にとっても使いやすいんだなということ。色覚異常者のためのアクセシビリティ対応をすると、日差しで画面が見づらくなることが減るとか、まったく知らなかった。障害者への配慮のためにwebアクセシビリティも勉強しなきゃ、とは前々から思っていたが、それが健常者の利益にもなるというのは全然意識していなかった。
でもよくよく考えてみれば、webアクセシビリティに限らずユニバーサルデザイン一般はそういうもののはず。駅のホームに転落防止ドアを設置すれば、視覚障害者だけでなく健常者も線路に落ちる危険がなくなるし、段差のない道は車椅子の人だけでなく健常者にとっても歩きやすい。シャンプーとリンスの容器を触れば、健常者は頭洗っている最中に目を瞑ったままどっちがシャンプーかを判別できる。
ということでユニバーサルデザインだいじ、webアクセシビリティだいじ。なるべくはやく勉強しなきゃという思いが高まった。
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