ニール・ゲイマン「本の裏表紙に載っている生命体が細菌である可能性」 in 2010年イグノーベル賞の24/7レクチャー

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講師: ニール・ゲイマン(作家、ヒューゴー賞ネビュラ賞カーネギー賞の受賞者)


24秒で*1:本の裏表紙に載っている生命体が作家なのか細菌なのか不確かなときは、人類の人口を60億人として、そのうち半分以下が出版経験のある作家だと仮定すると、最大で30億人の作家がいるということになる。この地球には、約500穣の細菌がいる。つまり、無作為に選んだ本の裏表紙に載っている生命体が細菌であり作家でない可能性は、そうでない可能性の大体30垓倍*2だ。


7単語で:恐らく細菌で、作家ではない*3


*1: 訳注:イグノーベル賞内で行われる24/7レクチャーでは、講師がまずあるトピックについての説明を24秒で行い、その後その要約を7単語で行う。

*2: 訳注:500穣÷30億は約17垓となるはず。本当に大体の計算なのだろう。

*3: 訳注:原文では “It’s probably a bacterium, not a writer” となっており、7単語。