面白かった本(2018/6)
6月に読んで面白かった本のまとめ。
ピエール・バイヤール『アクロイドを殺したのはだれか』(筑摩書房、2001年)
- 作者: ピエールバイヤール,Pierre Bayard,大浦康介
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2001/09
- メディア: 単行本
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
『アクロイド殺し』を元にしてとんでもない妄想をぶちまけた奇書。詳細はここ。
中山清喬、国本大悟『スッキリわかるJava入門』(インプレス、2014年)
プログラミングのおべんきょうをはじめました。独学でも数ヶ月かければギリギリついていけるぐらいの親切さだったのがありがたい。
早坂吝『探偵AIのリアル・ディープラーニング』(新潮文庫nex、2018年)
AIと探偵を融合させた快作。ここ。
オキシタケヒコ『筺底のエルピス(4~5)』(ガガガ文庫、2016~2017年)
なんかいつの間にやらとんでもなく壮大な話に。すっげー。
ロバート・クーヴァー『女中の臀』(思潮社、1992年)
女中(メイド)の臀(おいど) (ファンタスティック小説シリーズ)
- 作者: ロバートクーヴァー,Robert Coover,佐藤良明
- 出版社/メーカー: 思潮社
- 発売日: 1992/04
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 21回
- この商品を含むブログ (30件) を見る
『ユニバーサル野球協会』のロバート・クーヴァーが書いたポストモダンSM小説(なんじゃそりゃあ)。終わらない日常的でもありわりと面白い。
立山秀利『入門者のJavaScript』(講談社ブルーバックス、2014年)
文法的な説明がちょっと少なすぎて、何をやっているのか理解できない部分がけっこうある。とくにHTMLの属性をJavaScriptで操作する部分がけっこうきつかった。その他の文法の部分はわりと素直に飲み込めたけど、それはぼくがJavaやってたからかもしれないし……。
とはいえ、HTMLの知識もCSSの知識もなくてもそれっぽいコードを書けるようになる、というのはよいこと。あと、技術書って基本高いので、(ブルーバックスだから若干高めとはいえ)新書で勉強できるのはありがたい。