世界観を大切にしてくれたバンナムえらい/「New ポケモンスナップ」

まあ正直、ちょっと難のある部分は多いかなあとは思う。根本的な問題としてレールシューティング的なシステムが面白いとは思えず、「ポケモンスナップ」が出た当時はハードスペックも低かったからそういう方式で問題なかったけれども、これだけ3Dゲームが発達した現代でも同じことをやってるのはちょっとねえ。また、ストーリー進行フラグがかなりわかりづらいのもストレスが溜まった。キャラクターも、フィルはいる必要性がさっぱりわからなかったし、前作主人公のトオルも取ってつけたように出たという印象がある。

でも、そういう欠点を補って余りあるほどに、ポケモンの世界観や設定が現代レベルのゲームに落とし込まれているというのがすばらしい。「サン・ムーン」や「名探偵ピカチュウ」あたりからよく描かれるようになってきた生態系などの細かい設定が、さらに掘り下げられていたのがよかった。そしてなにより、これをゲーフリじゃなくて外部のバンナムが作ったというのには驚いた(もちろんゲーフリからも設定監修は入っているとは思うが)。あくまでもポケモンオタクという立場からではあるが、トータルではけっこう満足。

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マジックリアリズム風味の「やる文学」/「フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと」

マジックリアリズムの風味を感じた。ゲームでマジックリアリズムに遭遇するのは珍しい気がする。良くも悪くも「やる文学」といった感じ。とはいえ、それだけといえばそれだけかもなあ。

オンライン前提の作りはゲームの寿命を縮める/「ダークソウル2」

前作からはあまり質は変わらず、量ががっつり増えたという印象。黒渓谷やアマナの祭壇の悪評はプレイ前から目にしていたが、実際にプレイしてみるとまあクソではあるんだけど、ダクソ1の病み村やセンの古城とかイザリスと比べて大きく差があるとは思えない。ボスも、ボリュームが多くなった分面白くないボスの数が増えたという側面もあるんじゃないかなあ。篝火の位置が1に比べてかなり親切になっていたり、最初から転送ができたりと、遊びやすくなっているという点も評価できる。

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雰囲気ゲーこそ操作性の良さが必要なのでは/「ワンダと巨像」

【PS4】ワンダと巨像

【PS4】ワンダと巨像

  • 発売日: 2018/02/08
  • メディア: Video Game
あまり他に例のないゲーム性に加え、UIのゲームっぽい要素を極力排して雰囲気作りを徹底しているゲーム。なんだが、操作性の微妙さに雰囲気をぶち壊されたという印象が強い。まあもっさり感のある操作性についてはリアリティの追求ということでいいと思うんだけど、異様に操作しづらいカメラとかは邪魔なだけ。やはり雰囲気ゲーであっても、いやだからこそ、プレイの快適さは重要だと思うんだよなー。