SF
第1話「乙女の真心」発売日: 2017/10/01メディア: Prime Videoまあジェネリックまどマギって感じ。神道っぽいモチーフを使って不穏さを醸し出しているところや、「マブラヴ オルタネイティヴ」みたいな敵の造形はよかった。ただ、話の展開が「まどマギ」に比…
オクトローグ 酉島伝法作品集成作者:酉島 伝法発売日: 2020/07/02メディア: Kindle版酉島伝法の短編集。短編でも、異形バリバリ造語ゴリゴリな「伝法的異世界」の魅力は遺憾なく発揮されている。『皆勤の徒』を絶賛積読中のぼくからすると、各短編が多くても…
オクトローグ 酉島伝法作品集成作者:酉島 伝法発売日: 2020/07/02メディア: Kindle版酉島伝法「環刑錮」(『オクトローグ』早川書房、2020年)の読書メモ
Xenoblade Definitive Edition(ゼノブレイド ディフィニティブ エディション)-Switch発売日: 2020/05/29メディア: Video Gameなんといっても、JRPGの延長線上にありながら、快適さと新鮮さのある戦闘システムが魅力的(いや10年前のゲームなんだけどさ)。ス…
store.steampowered.com 「ドキドキ文芸部」や「UNDERTALE」の先駆け的な作品としてそこそこおもしろい。ただまあメタ部分を除くと割と単調なADVなので、そこに目を向けてしまうとつらい。主人公のニコがとてもかわいいので、キャラクターを愛でるような楽し…
三体作者:劉 慈欣発売日: 2019/07/04メディア: Kindle版三体Ⅱ 黒暗森林(上)作者:劉 慈欣発売日: 2020/06/18メディア: Kindle版三体Ⅱ 黒暗森林(下)作者:劉 慈欣発売日: 2020/06/18メディア: Kindle版 要約 『三体』は様々な理由から「傑作」という過大評…
三体Ⅱ 黒暗森林(上)作者:劉 慈欣発売日: 2020/06/18メディア: Kindle版三体Ⅱ 黒暗森林(下)作者:劉 慈欣発売日: 2020/06/18メディア: Kindle版ハードカバー2冊使って人類規模での壮大な足の引っ張り合いをするという、あんまり読んだことのないタイプのSF…
楽園とは探偵の不在なり作者:斜線堂 有紀発売日: 2020/08/20メディア: Kindle版テッド・チャン「地獄とは神の不在なり」にインスパイアを受けた特殊設定ミステリー。元ネタが偉大なのと、特殊設定が法月綸太郎的な「悩める探偵」の問題意識にうまく接続され…
日本SFの臨界点[恋愛篇] 死んだ恋人からの手紙 (ハヤカワ文庫JA)発売日: 2020/07/16メディア: Kindle版日本SFの臨界点[怪奇篇] ちまみれ家族 (ハヤカワ文庫JA)発売日: 2020/07/16メディア: Kindle版『恋愛篇』は、わりと読みやすい短編が揃っている…
サピエンス前戯 長編小説集作者:木下古栗発売日: 2020/08/26メディア: 単行本『文藝』に「新連載」と称して第1回のみが掲載されていた3作に、それぞれ「その後の展開」を加筆した小説集。それを加筆するにあたって、表題作「サピエンス前戯」の中で「ある程…
JIGSAWED発売日: 2020/01/13メディア: Prime Videoかなり面白いっすよこれ。舞城王太郎っぽい無茶苦茶なミステリー要素を、上手いことSF設定に落とし込んでいて感心した。家族モノとしても悪くないし。「龍の歯医者」と比較するのもアレだけど、舞城王太郎ら…
全てのアイドルが老いない世界(小説すばる Digital Book)作者:伴名練発売日: 2020/07/17メディア: Kindle版手持ちの駒で器用に短編を一本作り上げた感じかな。百合・吸血鬼・歴史改変と伴名練がよく使っている要素で構成された小説なので、新鮮味は薄い。…
虚数 (文学の冒険シリーズ)作者:スタニスワフ レム発売日: 1998/02/01メディア: 単行本スタニスワフ・レム『虚数』(国書刊行会、1998年)の読書メモ。
伊藤計劃記録 I (ハヤカワ文庫JA)作者:計劃, 伊藤発売日: 2015/03/20メディア: 新書伊藤計劃記録 Ⅱ (ハヤカワ文庫JA)作者:伊藤 計劃発売日: 2015/09/30メディア: Kindle版伊藤計劃が書いた小説以外の文章を集めたもの。いろいろな雑誌などに書いたエッセイと…
予兆 散歩する侵略者 劇場版 [DVD]発売日: 2018/03/07メディア: DVD本編「散歩する侵略者」だとだいぶはっちゃけていた黒沢清だが、こちらではだいぶいつもの黒沢清っぽかった。どっちが好みかは人それぞれ。ぼくは、「CURE」レベルでドギツいことやらないん…
SFマガジン2020年04月号発売日: 2020/02/25メディア: 雑誌小説の最後で、共感覚を後天的に身につけることができるという研究が紹介される。そしてそれを元にして、平太郎は味覚→視覚の共感覚を後天的に身につけたのではないか、という可能性が示唆される。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)作者:伊藤 計劃発売日: 2012/08/01メディア: Kindle版伊藤計劃のブログを読み漁っているんだけども、意外なところから作品とのつながりが見えるのが面白い。その一つが、伊藤計劃は病気の影響で右足の痛覚が失われたようで、そのせ…
書き下ろし日本SFコレクション NOVA+ 屍者たちの帝国 NOVA (河出文庫)発売日: 2015/10/30メディア: Kindle版いやーいいわあ。伊藤計劃の小説の特徴の一つに、「悪ふざけ一歩手前で楽しく小説を書く」というのがあるとぼくは思っているんだけど、その…
Bloodborne The Old Hunters Edition 通常版 [PlayStation4]メディア: Video Game初フロムゲーだがめちゃくちゃおもしろい。圧倒的に良かったのは世界観で、おどろおどろしい血と獣の世界から、一気に異世界に突入するという仕掛けはとてもよかった。難易度…
store.steampowered.com ああ~これだよこれがPortalだよ、という感じの、非常に安心感のある心地良いプレイができた。いろいろなギミックが追加されてはいるが、自由な発想で壁に穴を開けてパズルを解くという本質は同じ。前作ラスボスとの共闘もアツい。不…
ピクミン3 - Wii U発売日: 2013/07/13メディア: Video Game1の日数制限というシステムが大のお気に入りで、なおかつ2の複数人プレイヤーキャラクターというシステムも好きだったぼくにとって、最高のゲームだった。プレイヤーキャラの自動操作機能によってマ…
【PS4】GRAVITY DAZE 2 Best Hits作者:出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント発売日: 2017/12/14メディア: Video Game前作からのストーリーの補完としてはまあいいと思う。また、クロウを操作できるということ自体、ファンとしては嬉…
ライラプスの召命メディア: Prime Videoいやあ消化不良にもほどがあるでしょこれ。これがたとえば24分12話でやったとかなら、アニメというフォーマットの問題もあるし仕方ないと擁護できなくもないが、48分8話という変則的なフォーマットにしておいてこれだ…
三体作者:劉 慈欣出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/07/04メディア: ハードカバー(ベストセラーのくせに)意外にも、アホみたいにスケール広げたバカSF一歩手前の小説といった感じで、けっこう楽しめた。特に後半1/3ぐらいの面白さはホンモノ。ただ、…
store.steampowered.com 4時間くらいでサクッと楽しめる、非常に面白いパズルFPSだった。ルール自体はかなりシンプルなんだけど、そのルールをフル活用して非常に凝った謎解きを作ってくれる。スプラ2の「オクト・エキスパンション」に近いかな。SFっぽい背…
息吹作者:テッド・チャン出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/12/04メディア: 単行本当代最高のSF作家テッド・チャンの、17年ぶりに刊行された第2短編集。オーソドックスなテーマを扱いながら、チャン流の文学的な味付けと情報の圧縮により、大変キレのあ…
郝景芳短篇集 (エクス・リブリス) 作者: 郝景芳,及川茜 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2019/03/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 短編集としてはそこそこといったところ。SFアイデアとしてぎょっとするようなものはあんまりないが、端正な…
【PS4】Horizon Zero Dawn Complete Edition PlayStation®Hits 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント 発売日: 2019/06/27 メディア: Video Game この商品を含むブログを見る まず単純に、あの魅力的なホライゾンの世界が広がる、と…
劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス Blu-ray Standard Edition 出版社/メーカー: 東宝 発売日: 2015/07/15 メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (7件) を見る お話としてはしょぼいのひとことに尽きて、1期2期でやたら抽象的な話やったあとに今更独裁者かよ…
なめらかな世界と、その敵 作者: 伴名練,赤坂アカ 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2019/08/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 年刊日本SF傑作選によく載ってるなーという印象が強かった伴名練の短編集で、コアな国内SFファン待望の1冊だろ…