鈴木たかのりほか『Pythonエンジニア ファーストブック』読書メモ②
- 作者: 鈴木たかのり,清原弘貴,嶋田健志,池内孝啓,関根裕紀
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/09/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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※データ分析の情報がほしかったため、第6章はほぼ目を通していません 続きを読む
鈴木たかのりほか『Pythonエンジニア ファーストブック』読書メモ①
- 作者: 鈴木たかのり,清原弘貴,嶋田健志,池内孝啓,関根裕紀
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/09/09
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先制パンチ喰らって頭がぐらぐらする短編集/村田沙耶香『生命式』
統計学は小説を読めるか?/ベン・ブラット『数字が明かす小説の秘密』
数字が明かす小説の秘密 スティーヴン・キング、J・K・ローリングからナボコフまで
- 作者: ベン・ブラット,坪野圭介
- 出版社/メーカー: DU BOOKS
- 発売日: 2018/07/13
- メディア: 単行本
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算数以上データ分析未満の手法を使って小説を分析しましたという本。基本的なスタンスは『カルチャロミクス』に近いが、小説に的を絞って分析をしている分、テーマがはっきりとしている。エッセイとしてもちゃんと面白い。
分析の多角さもよい。小説家のクセからジェンダーまで、さまざまな視点から仮説を検証している。文学作品だけでなく、ベストセラー小説や2次創作小説まで分析の対象に入っているのもよい。また、何でもかんでも単語数を調べるだけだった『カルチャロミクス』とは違って、本の表紙や分量のような、「本」についての分析をしているのもおもしろい。
強いて不満を上げるなら、分析対象が英語圏の小説に限られていることかなあ。まあデータ分析という手法上英語の小説しか扱わないのもしょうがないとは思うんですが、その一方で分析の限界ってこんなもんかあとも思う。せめて翻訳小説を扱っていたらまたちょっと印象は違ったかもしれないんですが……。翻訳者Aが翻訳した作家Xの小説は、翻訳者Aが翻訳した作家Yの小説と、翻訳者Bが翻訳した作家Xの小説のどっちに似てるの? とかいろいろ論点はありそうなもんだし、そこは残念。
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ケン・リュウの中国SFの紹介ってだいぶ偏ってたんじゃ……/郝景芳『郝景芳短篇集』
読んだマンガ(2019/10)
10月に読んだマンガのまとめ。
続きを読む読んだ本(2019/10)
10月に読んだ本のまとめ。
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