よくある銭湯に真っ黒な温泉が/蒲田温泉

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雰囲気はいわゆる町の銭湯。なのに、メインの浴槽が真っ黒の温泉で、いい意味で違和感たっぷり。加水していないと45度くらいのお湯でけっこう熱いが、加水されていて程よい温度の浴槽もあったので、我慢せずとも楽しめる。

ただ、わりと浴槽が狭いのには注意。4人くらいしか入れないのに、町の銭湯らしく16時に行ったらもうけっこう人がいたのでちょっと肩身が狭かった。余裕があるのであれば、お昼ごろなど混雑タイムを避けたほうが、地域住民にも迷惑をかけないし、自分も黒湯をたっぷり堪能できたのかも。

アクションまあまあ探索弱め/「メトロイド サムスリターンズ」

いやーこれは褒められないです。各マップ単位ではそこそこ複雑なんだけど、大枠でのマップ構造が一本道なので、脳みそを使って探索するような感覚がない。ボス戦がやたらと多いのも、それ自体はまあそういうゲームにするのもありかもしれないけど、水増しボスを大量に配置しても別に面白くなく、難易度が高いのも相まって飽きる。メレーカウンターや360°フリーエイムといったアクションの拡張は良かったので、アクションゲームとしての面白さが多少増えた代わりに、メトロイドヴァニアという言葉で形容されるような「メトロイド」らしさが弱くなった感じかなあ。

きれいなダクソ2/「エルデンリング」

フロム初挑戦となるオープンワールドは意外にもかなり良い出来。ファストトラベルできる箇所が多いのと、馬の操作性にクセが少ないので、広大なフィールドをストレスなく駆け巡ることができる。ソウルライクな戦闘も相まって、新鮮なオープンワールドを楽しめるだろう。またレガシーダンジョンも、歴代ソウルライクと比べても遜色ない出来であり、びっくりするような通路が多数存在するストームヴィル城と、シリーズ随一の圧倒的な広さを誇る王都ローデイルは本当にすばらしい。

ボス戦については、全体的に遺灰を使用する前提で調整されている感じがあり、遺灰ありだと別ゲー感が強く、遺灰なしだとやや理不尽に感じることが多い。基本的には遺灰なしでも勝てないわけではないが、達成感よりも徒労感を感じるボスも多い。その最たる例がラスボス第2形態で、理不尽追尾弾に5回ぐらい殺された後に遺灰を使って2回で勝てたときはすさまじい虚無感を味わった。

まあ全体的には「きれいなダクソ2」って感じかな。オープンワールドゲーとしてとてもよくできているのは、ダクソ2の良さをさらに磨いた感じはするし、ソウルライクとしての微妙さもダクソ2に近いところがあると思う。

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