SFにも映画にも興味ない友人とワイワイ観る映画/ショーン・レヴィ「リアル・スティール」

 非常にストレートなお話。なので、話の先がすぐ読める。こんなに驚きの少ない映画を見るのは久し振りだった。さらにいえば、いい話を作ろうとしているのに主人公がわりとクズで、お話にのめり込めない。

SFとしてもかなりイマイチで、ツッコミは無限に出来る。ロボットとパソコンとスマホ以外の未来要素がゼロなのにはびっくりした。

とはいえ、トータルで見たときにダメかというとそこまでダメというわけでもなく、ダメなストーリーとダメな設定でちょうどよくバランスが取れており、まあ観れなくはない。SFにも映画にも興味ない友人数人とワイワイ観るとそこそこ楽しめるのでは。