読んだマンガ(2021/4)

4月に読んだマンガのまとめ。


柳本光晴『響(1~13)』

いやあまあいくらなんでも無茶苦茶にもほどがあるだろと思いますが、とはいえ文芸ゴシップを戯画化しつつ不条理ギャグっぽくしたマンガとしては意外と及第点なのでは。文芸ゴシップという極めてニッチな話の下衆な面白さはうまく表現されている気はする。

山田胡瓜『AIの遺電子(1~3)』

ハードめのSFで1話完結のマンガってけっこう珍しい気がする(『ドラえもん』とかあったのにね。ふっしぎー)。おセンチすぎるきらいはあるけれども、とはいえ真っ当に感動できるSFだと思う。

池田理代子ベルサイユのばら(1~10)』

ベルサイユのばら 1 (マーガレットコミックス)

ベルサイユのばら 1 (マーガレットコミックス)

今更ながら読んだ。名作です。なんだかんだでけっこう現代にも通じるようなフェミニズムっぽい話でもあり、いろいろと読みどころがある。外伝はよくわからない話でつまらなかった。

伊原大貴、尾田栄一郎『恋するワンピース(3~6)』

まあ相変わらずおもしろいが、やることは一通りやったかなあという感じで、マンネリ気味ではある。ここからどうネタを広げられるかが勝負所。