11月に読んだ本のまとめ。
「
雲南省スー族における
VR技術の使用例」以外はどうも小粒な感じ。どっかで見たような話か、独自性はあるもののしょぼい話か。バカ話であればあるほど面白いという印象があり、「一八九七年:龍動幕の内」の本編である
『ヒト夜の永い夢』はだいぶデタラメ度高そうなのでそれは楽しみにしておく。
劉慈欣『三体Ⅲ(上・下)』(早川書房、2021年)
壮大なバカSFの3作目。詳細は
ここ。
木下古栗「僕の人生の物語」(西崎憲編『kaze no tanbun 夕暮れの草の冠』柏書房、2021年6月)
これは、
チャンのパロディということでいいんだよね? あまりにもしょうもなさすぎて失笑してしまった。
危険とはいいますけれども、いうほど危険じゃないかなあ。特に「ドグラートフ・マグラノフスキー」なんかは思いっきり『
ドグラ・マグラ』に負けてる感じはする。まあぼくがあんまりドスト読んでないのもあるのでなんともだが。
トーマス・トウェイツ『ゼロからトースターを作ってみた結果』(新潮文庫、2015年)
ゼロからトースターを作った狂人の記録。詳細は
ここ。