読んだ本(2020/3)

3月に読んだ本のまとめ。

神田千里『織田信長』(ちくま新書、2014年)

織田信長 (ちくま新書)

織田信長 (ちくま新書)

金子拓の本よりもやや多角的に信長の非革新性を論証する本。かなりとっつきやすい本だと思う。

渡航やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(14)』(ガガガ文庫、2019年)

10年代を引っ張ってきたライトノベルの完結編。詳しくはここ

藤井太洋『ワン・モア・ヌーク』(新潮文庫、2020年)

ワン・モア・ヌーク (新潮文庫)

ワン・モア・ヌーク (新潮文庫)

よーーーーーーーーーーーーーーーーーーやく藤井太洋の読み方がわかった。サスペンス小説として読めばいいのか。600ページ弱というけっこうな分量だがするする読める。

梶谷懐、高口康太『幸福な監視国家・中国』(NHK出版新書、2019年)

幸福な監視国家・中国 (NHK出版新書)

幸福な監視国家・中国 (NHK出版新書)

現状の中国をわれわれの社会の延長線上にあるものと捉えた、中国におけるテクノロジーの解説。わりと政治学的な話が多め。

法月綸太郎『新装版 頼子のために』(講談社文庫、2017年)

新装版 頼子のために (講談社文庫)

新装版 頼子のために (講談社文庫)

真相とかはわりとありきたりながら、手記の使い方はうまいと思った。

井上章一本郷和人『日本史のミカタ』(祥伝社新書、2018年)

日本史のミカタ (祥伝社新書)

日本史のミカタ (祥伝社新書)

けっこうなビッグネーム同士の対談なんだが、うーんちょっと散漫すぎる。悪い意味で対談感が強め。