読んだ本(2020/6)

6月に読んだ本のまとめ。

瀧川裕英編『問いかける法哲学』(法律文化社、2016年)

問いかける法哲学

問いかける法哲学

  • 発売日: 2016/09/20
  • メディア: 単行本
ちょっとした論文のオムニバスみたいな本になっているんだが、一人で読むと話題がコロコロ変わるのについていけなくてつらい感じ。授業とか勉強会とかで使うと使いやすそう。

大澤めぐみ『#ツイッターの人と会ってはいけません 』(本物川雑技団、2020年)

『6番線に春は来る。そして今日、君はいなくなる。』とかを掌編にした感じ。その分だけ厚みはなくなってる。

法月綸太郎『一の悲劇』(祥伝社文庫、1996年)

こじんまりとまとまってしまっているような。根幹のトリックはあんまり見たことがないトリックでおもしろい。

藤井太洋ほか『屍者たちの帝国』(河出文庫、2015年)

作家陣が非常に生き生きとしている伊藤計劃リスペクトのアンソロジー。詳しくはここ